広島・モンテロが8号V2ラン! 8月5発のうち4本が決勝弾の勝負強さ「最高の結果が出た」

[ 2025年8月20日 05:05 ]

セ・リーグ   広島3-1DeNA ( 2025年8月19日    横浜スタジアム )

<D・広(18)>ヒーローインタビューを終えてポーズを取るモンテロ(撮影・篠原岳夫)
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 広島のエレフリス・モンテロ内野手(27)が19日、値千金の一発を放った。敵地でのDeNA戦で、同点の9回に赤く染まる左翼席へ8号勝ち越し2ラン。阪神・佐藤輝、ヤクルト・村上とリーグトップで並ぶ8月5本目の本塁打で、そのうち4本が決勝弾の鮮やかさだ。2番手で8回からの1イニングを零封した島内颯太郎投手(28)が幸運な3勝目。3―1で快勝し、3位・DeNAに3ゲーム差に迫った。

 放物線を描いた打球が赤ヘル党で埋まる左翼席へ着弾すると、ヒーローは左手でバットを高々と突き上げた。1―1の9回1死一塁で、モンテロが勝ち越しの8号2ラン。DeNAの5番手・入江が5球続けた150キロ台の直球をファウルで粘り、甘く入った6球目のフォークを前のポイントで振り抜いた。

 「最高です。(入江は)真っすぐとフォークの投手。凄い真っすぐを投げるけど、粘り強くいって自分の打てるところを待っていた。いい反応で当たり、最高の結果が出た」

 遅まきながら、量産態勢に入った。並み居るホームランバッターと肩を並べる8月5本目のアーチ。阪神・佐藤輝、ヤクルト・村上とリーグトップで並んだ。しかも、そのうち4本が決勝弾とは特筆ものだ。夏場に入ってクラッチヒッターぶりがキラリと光る。

 「今まで一生懸命やってきたし、練習でも毎日いろんな課題に取り組んできたから」

 日本の野球に適応しようと、コーチの助言に耳を傾け、努力を惜しまないドミニカン。新井監督は「最高のホームラン。代走・羽月を出していたから、真っすぐが多くなるところで何とか粘り、最後に甘いフォークを捉えた。ナイス」と絶賛。「パワーは彼の最大の魅力。捉える確率が上がっているから角度もつく」と分析した。

 初体験の甘美な情景をパワーに変えた。本拠地でヤクルトと戦った8月17日は27歳の誕生日。新井監督ら首脳陣、チームメート全員が祝ってくれた。

 「それだけじゃないんだ。打席に入った時に、ファンの人たちがバースデーソングを歌ってくれた。本当に素晴らしい時間だった。ありがたいよ」

 打ち方に右、左の違いはあれど、ドジャースの強打者フレディ・フリーマンに憧れる長距離砲。誕生日プレゼントは「まだ何ももらっていない。おめでとうだけ」と笑いつつ、残り35試合に向けて言葉に力を込める。

 「チームの勝利のために、たくさんホームラン打ちたい」
 逆転上位浮上へフリーマン級の勝負強さを発揮し、チームやファンにアーチをプレゼントする意気込みだ。(江尾 卓也)

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