ソフトバンク・今宮健太 復帰戦「めちゃめちゃ緊張」も 2四死球1犠打で逆転勝利に貢献

[ 2025年8月20日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-2西武 ( 2025年8月19日    みずほペイペイ )

<ソ・西21>2回、柳町の適時打で生還する二走・今宮(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは19日、西武戦でリーグ最多23度目の逆転勝ちを収めた。1点を追う2回に左脇腹痛からの復帰戦となった先頭打者の今宮健太内野手(34)が死球で出塁し、柳町達外野手(28)の中前適時打などで3点を挙げて逆転に成功した。今宮は3回に通算398個目の犠打を決めて追加点を呼ぶなど、2四死球1犠打の活躍で勝利に貢献。チームは2連勝で貯金を今季最多の29とした。

 背番号6が日焼けした顔でいつもの場所に戻ってきた。今宮が「7番・遊撃」でフル出場。6月14日のDeNA戦以来、66日ぶりの復帰戦でチームの勝利に貢献した。

 「いきなりのスタメンでめちゃめちゃ緊張しました。1本(ヒットが)打ちたかったですかね」

 左脇腹を痛め、約2カ月戦列を離れた。リハビリ、2軍戦出場を経て復帰。その初打席は1―2の2回先頭に訪れた。西武先発・渡辺がフルカウントから投じた直球が背中に当たる死球。この出塁から逆転につながる。2死一、二塁から柳町の中前打で今宮が同点のホームを踏み、敵失も絡んで一気に逆転に成功した。今宮は4―2の3回無死一塁では初球を投前にきっちりと犠打を決め、追加点を呼んだ。

 これで通算398犠打。また本塁打は通算99本で、史上初の「100本塁打、400犠打」のカウントダウンが進む。「(犠打は)もっと早く達成しておきたかったかな」と振り返る今季は離脱が続いた。4月末に右肘痛で離脱。6月に左脇腹を痛めた際には「今回は冗談抜きでまずいかも。呼吸をするだけで痛い」と不安を口にしていた。

 「僕はディフェンスの選手なので完全に守れるようになるまで準備します」とリハビリに励み、迎えたこの日の復帰戦では遊ゴロを3度難なくさばいた。「そこは無難にできたかな。問題なかった」。2回に今宮の出塁を無駄にしなかった柳町は「球の一球一球への反応が速すぎて凄い。どんな球でも簡単にバウンドを合わせる。安定感が凄いな」と左翼の守備位置から頼もしい背中を見て感じていた。

 復帰後初ヒットはお預けとなったが、2四死球1犠打としっかり役割を果たした。小久保監督は「遊撃に入ると安心感がありますね。400犠打と100本塁打は一人でしょう。できれば達成してほしい」と称えた。

 チームは2連勝で貯金は今季最多29。今宮は「個人としても結果を残して頑張っていきたい。後半戦は特に打つだけじゃないところも出てくる。何かしら仕事をこなしていけたら」と頼もしかった。(井上 満夫)

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