日本ハム・水谷 2戦連続マルチ!22日からの首位ソフトバンク3連戦に手応え

[ 2025年8月20日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム6―5オリックス ( 2025年8月19日    エスコンF )

<日・オ>初回、二塁打を放つ水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 あの日の一本のように、日本ハム・水谷が執念を見せた。2―0で迎えた4回1死満塁。1ストライクから寺西の低めツーシームを捉えた。打球は遊撃手のグラブをかすめながら、左前へ抜ける貴重な適時打。決して会心の当たりとはいかなかったが、勝負強さに磨きがかかってきた。

 「(前打者の)水野がしっかりボールを見てつないでくれたので、積極的に打ちにいこうと決めていました」

 13日のロッテ戦で人生初のサヨナラ打。5日の西武戦を最後に13打数無安打と不調が続いていた中、9回1死満塁から左前打で試合を決めた。「あの緊張感はあの打席に立った人しか味わえない。それを経験できたのは良かった」と振り返る。重圧のかかる場面を経験してきたからこそ、この日の一本につながった。

 6月は月間打率・333を記録するなど絶好調も、今月は前日まで打率・219と下降気味だった。「今は大事に打ち過ぎという感じ。ボールは見えているし、何がダメでこうなっているかは分かっている。あとはどうアプローチするかを試している」と語っていた。初回先頭では先制の口火を切る左中間二塁打を放つなど、2試合連続マルチと浮上しつつある。

 22日からは首位ソフトバンクとの天王山が待つ。昨季は古巣相手に打率・167と苦戦したが、先月30日は2安打を放つなど「(無意識にかけていた)フィルターが取れつつある」と、手応えを口にしていた。今季から森本外野守備走塁コーチの勧めでソフトバンク戦に限り、試合前は記者からの取材を断るなど、徹底した対策で古巣打ちを誓ってきた。

 「布石は打ってきた」と水谷は言う。チームはオリックス3連戦の初戦を劇的なサヨナラ勝ち。ここからつながる優勝争いの3連戦へ、この男が必ず鍵となる。(清藤 駿太)

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