巨人・戸郷 6月以来の1軍登板で6回零封 「一つ勝つ難しさ改めて感じた」52日ぶり白星に笑顔

[ 2025年7月31日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―0中日 ( 2025年7月30日    バンテリンD )

<中・巨>ヒーローインタビューを終えガッツポーズする戸郷(撮影・沢田 明徳)
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 背番号20らしい、堂々とした姿だった。巨人・戸郷が6月22日以来の登板で6回を投げ4安打無失点。同8日以来52日ぶりとなる3勝目を挙げ「一つ勝つ難しさを改めて感じた。こういう勝利を重ねていければ自信がついていくと思う」とホッとした表情を見せた。

 2年目から先発ローテーションを守ってきたが、7年目で初めて壁にぶつかった。開幕前は「一年間楽しみ」と自信をのぞかせていたが、まさかの不振。「本当に初めての経験。何が正解か分からない」。試合前時点では11試合で防御率5.24、2勝6敗。代名詞の三振も取れず、首をかしげる姿が目立った。

 2度の2軍降格に、らしさが消えていた。どんな時でも、本心を包み隠さず言葉にしていたが「何を言ったらいいか分からない。“結果残せてないじゃん”と言われますしね。分かってはいましたけど、初めて経験したので」。順調に階段を上ってきた男が初めて気になった外野の声。真夏のジャイアンツ球場で思わず口にした。

 悩む中で、オリオールズに移籍後も気にかけてくれる菅野の言葉に奮い立った。「菅野さんから“俺の苦しみのまだ10分の1くらい”って言われました」。尊敬する先輩から受け継いだ巨人のエース。「これが野球だなと思ってやっている」と前を向いた。

 3回に細川を内角148キロ直球で見逃し三振に斬るなど、ファームで改善してきた直球を軸に7奪三振。勝率5割復帰に導いた戸郷は「やっぱり真っすぐがいい時はどんな変化球も効く。前半戦の借りをしっかり返したい」と巻き返しを誓った。(小野寺 大)

 ▼巨人・阿部監督(戸郷は)何とか粘って粘っていい投球だった。(勝ちが付いて)大きい。いい投球をしていても、2、3回はピンチがある。それをしっかりしのげた。

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