日本ハム・新庄監督「3回目の開幕」 首位陥落も超ポジティブ!「今年は6回ぐらいある」

[ 2025年7月30日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―5ソフトバンク ( 2025年7月29日    エスコンF )

投手交代を告げベンチに下がる新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 まだまだ、ここからだ。日本ハムは29日、本拠地で首位攻防のソフトバンク3連戦の初戦を迎えたが、2―5で敗れて25日ぶりの首位陥落となった。2強のデッドヒートは熾烈(しれつ)を極めるが、新庄剛志監督は、「3度目の開幕」として振り出しに戻っただけとポジティブに捉え、30日の2戦目に向けてナインに期待をかけた。

 元来、新庄監督は「超」が付くほどのポジティブだ。大事な首位攻防3連戦の初戦を落とし、ソフトバンク戦5連敗としても、その姿勢は変わらない。

 「これで同じ台に立った。何回目の開幕?3回目?いいじゃないですか。今年は6回ぐらい(開幕が)あるかもしれない」

 7月3日に敵地でソフトバンクに3連敗を喫し、首位陥落した際は「明日から開幕戦。第2章」と発言しており、この日も首位の座を明け渡したが、再びシーズンのスタートとして受け止める。2位に落ちても、3位・オリックスとは7・5ゲーム差を付けており、現状はこの2強がリーグの覇権を争う。「どーんと盛り上がっていきましょう」と混戦は望むところだ。

 明るい材料もある。この日に1軍復帰した選手会長の松本剛が即スタメン出場。初回に左前打とすると、4点を追う9回には遊撃への適時内野安打で2安打1打点と結果を残した。新庄監督は「1打席目にヒットが出たので乗ってくれるじゃないですか」と期待。経験豊富なチームリーダーの帰還は、チームに勇気を与えている。

 先発・山崎は初回に周東に先頭打者弾、4回に山川に決勝の左越え3ランと2被弾し、5回2/3を5安打4失点で4敗目。17日の西武戦に続き自身2連敗となった左腕だが、リーグ優勝までたどり着くには欠かせない投手陣の柱だ。期待しているからこそ「もっと真っすぐのスピードが欲しいかな。内角にズドンと、ストライクじゃなくてもいいから、切れのある直球が1球行くだけで打者はもっと考える」と求めた。

 指揮官は、ここまで2位以下にいたと想定し「ソフトバンクさんの背中を追いかけて、やっと(ゲーム差なしに)追いつくことができました。ものは考えよう。明日(30日)からどう戦っていくか楽しみ」と独特の表現で前を向いた。試合前にはファンを出迎える「ウエルカムハイタッチ」が行われた。先頭に立った新庄監督は、あるファンに「優勝してくださいね!」と声を掛けられ、笑顔でうなずいた。歓喜の秋へ。さあ、ここが踏ん張り時だ。(田中 健人)

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