【球宴独占手記】日本ハム・達 4年目初球宴で阪神・佐藤輝K斬り!リアル目標「2桁勝利&新人王」

[ 2025年7月25日 06:00 ]

マイナビオールスターゲーム2025第2戦   全パ10ー7全セ ( 2025年7月24日    横浜 )

<全パ・全セ(2)> 勝利し、若月(右)とタッチを交わす達 (撮影・須田 麻祐子)
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 監督推薦で球宴に初選出された全パの日本ハム・達孝太投手(21)が、本紙に独占手記を寄せた。天理から21年ドラフト1位で入団し、プロ4年目の今季は開幕から無傷6連勝。自身が持つプロ野球記録のデビューから全て先発で7連勝とブレーク中だ。24日の第2戦では8回から2イニングを4安打1失点で球宴初登板を果たした。才能を開花させたプロスペクトが、ここまでの道のりを振り返った。

 各球団の代表が選ばれるオールスターにプロ4年目で選ばれたのは、びっくりしました。今までオールスターは“休み”という認識だったので、昨年も地元の大阪でお世話になっているジムでトレーニングをしていましたね。なので、正直オールスターをテレビで観戦したことはあまりありませんでした。

 1年目で選ばれたフレッシュオールスターの時も、試合前に一人でポール間走をしていました。今、思えば面白いですよね。先発すると決まっているのに、ウエートトレーニングしていたり。その時はとても真面目にやっていたつもりなんですけど、周りは「何やってんやろ」って、目で見ていたと思います。絶対に…(笑い)。

 今季は負けなしの6連勝。出来過ぎと言えば出来過ぎですが、想定内と言えば想定内でもあります。今年は1軍に上がったら、ファームに落ちないぐらいの成績を残そうと思っていたので。プレッシャーはありますね。ありますけど、自分でプレッシャーを与えないと結果が出ないので、自分にかけるようにしています。だから、いろいろ言うので…。

 よく「ビッグマウス」と言われますが、高校の時から散々言われてきたので、今はなんとも思わないです。最初に叩かれたのは、高校1年秋の明治神宮大会。「高校卒業後にメジャーに行きたい」と言った時に、いろいろ言われていると知って。その時は「16歳の夢も応援できんのかな」と、そう思ったのはとても覚えていますね。

 ヒーローインタビューも、一つのエンターテインメントだと思っています。いろいろ言った方が記事も書きやすいですしね。ブーイングの件(※)もフィクションです。あれはベンチからけん制のサインが出ていましたが、エンタメとしてリップサービスをしただけなので、あまり、真剣に受け止めないでいただければ…(苦笑い)。

 ただ、自分のことは誰よりも一番信じています。全生活を野球に注いできたからこそ、本当に自分を信じられるようになれたと思います。例えばランニングでも最後の少しを抜いたら、「あの時抜いてもうた」と後悔します。それを全力でやりきれば、「こんだけやってあかんかったらしょうがない」と思える。不安要素がないよう自分に負けない練習をしていれば、全部自信に変わっていくので、自分の夢を疑うことはありませんでした。

 今季序盤に目標を聞かれて「7勝」と言いましたが、2桁勝利は行きたいですね。そこからは新人王の資格もあるので、最近は意識しています。終わってみないと分かりませんが、後半戦もチームのために腕を振っていきたいと思っています。(北海道日本ハムファイターズ投手)

 ※7月14日の西武戦(ベルーナドーム) 7回1死からネビンに被弾。その後の1死一塁でけん制でブーイングを浴び、間髪入れずに再びけん制した。試合後、達の「ちょっと楽しくなって、もう1球(けん制を)投げちゃいました」と、語ったコメントがSNS上で物議を醸した。

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