野村謙二郎氏 気になった広島二塁手・小園の判断 中堅からの返球カット本塁送球にトライしてほしかった

[ 2025年7月4日 05:45 ]

セ・リーグ   広島0―5ヤクルト ( 2025年7月3日    マツダ )

広島・小園
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 【野村謙二郎 視点】二塁手として先発した小園の判断が気になった。伊藤の中前適時打で2点目を失った6回、中堅からの返球をカットしながらホームへ投げなかった。セーフだったかもしれないが、トライしてほしいタイミングだった。

 打った瞬間に、本塁は間に合わないと決めつけたのではないか。あの場面、二塁走者の内山はライナー性の打球に一瞬止まり、スタートが遅れていた。カットして本塁を振り返った時、投げれば良かったと思ったのではないか。二遊間の選手は走者の動きを見る癖を身に付けてほしい。

 本来の打線を組めないヤクルト相手に痛い敗戦。森は調子が良くなかったと思う。勝負球が甘く入り、逆球もあった。粘ってはいたが、4失点した6回は完全に抜けていた。

 登板回数が増えれば誰もが通る道だが、出だしは凄い球を投げていても、勝利から遠ざかったりすると雑念が頭をもたげ、低めに集めようなどと制球に意識が向きやすい。もっと大胆に、打てるものなら打ってみろと攻めてはどうか。序盤の投球がそうだった。乗り越えるとローテーション投手の座は強固になる。 (スポニチ本紙評論家)

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