ドジャース・山本 リーグトップ8勝目!球宴も指揮のロバーツ監督ポロリ「ロースターに入る」

[ 2025年7月3日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース6―1ホワイトソックス ( 2025年7月1日    ロサンゼルス )

ホワイトソックス戦に登板したドジャースの山本(AP)
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 初の球宴出場をたぐり寄せる、快投だった。ドジャース・山本は、7回2死からロハスを自慢のスプリットで空振り三振に斬った。7回3安打1失点で、昨年を上回りリーグトップに並ぶ8勝目。5万1368人の大観衆が沸いた。

 「凄くいいフォームで投げられている。こうすればいいんだっていうのが明確になってきている」。クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)は今季17試合目で10度目。防御率はリーグ3位の2・51となった。

 この日の最速は96・3マイル(約155キロ)。目を見張る球速ではなかったが、スプリット、カーブ、スライダー、シンカーを制球良く配し8三振を奪った。その内訳はスプリット5、直球2、スライダー1。多彩な球種を高いレベルで自在に操る制球力に「コンディションもいいので、自信を持ってマウンドに上がれている」と手応えを口にした。4回2死二塁からソーサにカーブを左翼線適時二塁打され1点を失った以外は付け入る隙を与えなかった。被打率もリーグ3位の・191。パイレーツの剛腕スキーンズの・182、フィリーズのエース、ウィーラーの・188に続き、球宴出場が確実視される好投手2人に迫った。

 15日(日本時間16日)にアトランタで行われる球宴でナ・リーグの監督を務めるデーブ・ロバーツ監督は「彼はオールスターのロースターに入る」と、公式発表前にフライング発言。「彼が自分の投球をできればどんな相手にも通用する」と実力を評価した。メジャーで初の夢舞台が「当確」となった右腕は「メジャーリーグというトップの舞台の中のさらにトップの選手が集まる場所。その中に入りたいなという気持ちはありますし、選んでいただけたら光栄」と謙虚に答えた。

 前回登板の6月25日のロッキーズ戦は雨で試合が中断した影響で5回56球で降板。再開直後に打線の援護を受け勝利をつかんだが、不完全燃焼だった。中5日での登板で98球を投げ切り、109奪三振は昨季の105を早くも上回った。投手の球宴出場正式発表は6日(同7日)。山本が、その時を待つ。(笹田幸嗣通信員)

 ▽山本と球宴 オリックス時代には18、19、21~23年の計5度、出場。19年の第1戦(東京ドーム)では7回から登板し3回2失点。球宴初セーブを挙げ敢闘選手賞に選出された。21年の第1戦(メットライフドーム)では先発で2回完全投球を見せ、2度目の敢闘選手賞を受賞した。

 ≪3日はボブルヘッド人形配布≫2日(日本時間3日)のホワイトソックス戦は山本のボブルヘッド人形が来場者に配布される。球団公式SNSはPR動画を公開し、山本が自身のボブルヘッドに「ヤリ拾うの手伝ってくれるの?くれないの?」と尋ねる場面などがアップされ話題を呼んだ。ボブルヘッドデーは対象選手の家族らが始球式を行うのが恒例。昨年は大谷の愛犬デコピンが始球式に登場したこともあり、報道陣から「自身の愛犬が登場するのか?」と問われたが「しないです」と笑顔でかわしていた。

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