亀山つとむ氏 まるで走り高跳びのようだった阪神・森下の走塁 一瞬の反射神経と勝利に対する本能が生んだ

[ 2025年7月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1-0巨人 ( 2025年7月2日    甲子園 )

<神・巨(14)>8回、大山が適時内野安打を放ち、生還する森下(右)(1) (撮影・平嶋 理子)
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 【亀山つとむ 視点】85年のバックスクリーン3連発に匹敵するものとして、阪神・森下の走塁は伝説になる可能性がある。リプレー検証という制度によって実現したビッグプレーになった。野球はアウトになるまで何が起こるか分からない。最後の最後までセーフに執念を燃やした森下の勝利だった。

 ホームを挟んで向き合った森下と甲斐。先に甲斐の左手が動いたのを見て、森下は左手を引いて、右に反転しながらベースに触れた。まるで走り高跳びのベリーロール。一瞬の反射神経と勝利に対する本能。ミリの差で阪神と巨人の明暗が分かれた。結果的には8回2死無走者からの森下、佐藤輝の連続四球がポイントになった。なかなか連打が出ない試合ほど、四球の重みも増す。盗塁と四球でリーグトップの阪神を象徴する巨人戦勝利だ。(スポニチ本紙評論家)

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