菅野智之 7回1失点、6度目QSで5勝目「投球フォームが、がっちりハマった」 シアトルでの登板も感慨

[ 2025年6月4日 14:53 ]

ア・リーグ   オリオールズ5ー1マリナーズ ( 2025年6月3日    シアトル )

マリナーズ戦に先発したオリオールズ・菅野智之(AP)
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 オリオールズの菅野智之投手(35)が3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦に先発。7回5安打1失点と安定感抜群の投球を披露し、5月9日(同10日)のエンゼルス戦以来となる5勝目をマークした。今季の成績は5勝3敗、防御率3.04。チームは4連勝となった。

 初回を簡単に3者凡退で終え、リズムをつかむと、味方が1―0の2回には大谷と並びメジャー全体トップの23本塁打を記録するローリーをスプリットで空振り三振。2死から同点弾を浴びたが、崩れることなく堅実に回を重ねた。

 オリオールズ公式放送の「MASN」がクラブハウス内で取材に応じた菅野の様子を公開。「僕の中ではソロホームランはしょうがないと思っているので、そこは僕の完全な失投なので、切り替えやすかったですね」と冷静に振り返った。

 切り替えのうまさ、経験と技術、そして底力を存分に発揮したのは3―1で迎えた6回だ。先頭から連打を浴び、無死一、二塁のピンチ、しかし、オールドルーキーは慌てなかった。ロドリゲスを内角へのスプリットで見逃し三振。ローリーもスプリットで二ゴロ併殺に仕留めた。マウンドを降りる際には捕手のラッチマンと、見つめ合い、満面の笑顔で喜びあった。「今日は投球フォームも、メカニックだったり、そういったところもがっちりハマったと思います」と手ごたえ十分の投球内容だった。

 刺激もあった。この日はシアトルのT―モバイル・パークで登板。同球場はレジェンド・イチロー氏が長く本拠として活躍し、日本人にとってもなじみのある場所。もちろん菅野にとってもイチロー氏はヒーローの一人。「ここで投げるのを楽しみにしてましたし、本当に日本の伝説の選手なので、そういう球場でいいピッチングができて本当にうれしいです」と声を弾ませた。

 チーム防御率は試合前の時点でリーグワースト2位の5.27。ア・リーグ東地区最下位に沈むチームの中でも、菅野は変わらず、持ち味の安定感を発揮している。12試合に登板し、チームトップタイの5勝。QSはチーム最多の6度目となった。

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