7回1失点、阪神・村上 新Gキラー襲名や通算4勝無傷で防御率0.67「高さ意識」開幕2連勝

[ 2025年4月5日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神7―2巨人 ( 2025年4月4日    東京D )

<巨・神>初回、岡本を遊ゴロに打ち取った村上(撮影・須田 麻祐子)
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 最大のピンチは7回だった。1死一、三塁から中山を空振り三振、最後は代打・大城卓を二ゴロ。先発としての役目を終えた阪神・村上はベンチで迎えた藤川監督とガッチリ握手を交わした。88球を投げて5安打1失点2勝目。戸郷との開幕投手対決を見事に制した。

 「高さを意識できた。(直球で)空振りとファウルを取れたので。変化球も生きた」

 シン・Gキラーの出現だった。試合前時点で打率、本塁打、打点の3部門でリーグトップだったキャベッジを3打数無安打、チェンジアップで2三振を奪って完全に封じた。また、智弁学園の先輩でもある岡本には1安打許しながらも通算で10打数1安打。これで巨人戦は通算4試合で無傷の2勝で防御率は0・67。計27イニングで自責点はわずか2点だ。加えて、敵地の東京ドームに限れば、7回完全投球の23年4月12日を含めて通算3試合計20イニングで2失点と相性は抜群。圧巻の投球に藤川監督からも「もう完璧ですね」と賛辞を送られた。

 「良いバッターにしっかり投げ込めた。球場の狭さもある中、インサイドを攻められた」

 今年は後輩を引っ張る覚悟で臨む。現在は、同じカードで3歳下の富田と、6歳下の門別が投げており、「自分がまずカードの一つ目で勝って、楽にしてあげたい」と意気込んでいる。プレー面だけではない。「1年間、どうやってローテを回るかを聞かれたりするし。気付いたことがあれば、自分から後輩に声をかけることもあります」。ローテーションに加わって1年目の23年、青柳、西勇にしてもらったことを後輩に還元し、言葉でもけん引するつもりだ。

 「ちょっとずつですけど、自分と才木が年下を見られるようにならないといけない」

 ヒーローインタビューの最後、ファンに向けた一言には、後輩を思う気持ちがにじみ出ていた。「富田、門別が投げます。皆さんの応援で勝たせてやってください」。今季の開幕投手が巨人戦3連勝の足掛かりをつくった。(松本 航亮)

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