伝統の甲子園文字をフォントで再現、甲子園100周年事業としてお披露目

[ 2025年2月27日 16:08 ]

<阪神>お披露目されたスコアボードに表示された「甲子園フォント」 上段が2023年リーグ優勝した日のスタメン、下段が1985年開幕戦のスタメン (撮影・奥 調)
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 手書き時代に甲子園のスコアボードで使われていた書体をフォントで再現した「甲子園フォントお披露目式」が27日、甲子園球場で行われた。

 阪神電鉄スポーツ・エンタテインメント事業本部長の谷本修氏と製作を担当した株式会社モリサワ代表取締役社長の森澤彰彦氏が登壇。森澤社長の掛け声に合わせて、スクリーンに甲子園フォントで作られた「甲子園」の3文字が映し出された。

 「甲子園フォント」の特徴は視認性に優れたUD(ユニバーサルデザイン)文字をベースに、1983年まで毛筆の手書きでスコアボードに使用されていた「甲子園文字」の特徴である筆の勢いを感じさせるデザインを掛け合わせたものとなっている。3月4日の中日とのオープン戦から実際にスコアボードに使用される。

 ▼阪神電鉄・谷本修事業本部長 甲子園文字は甲子園を舞台にした数々の名場面名選手たちと共に野球ファンの皆さまの記憶に深く刻まれた文字です。甲子園らしさを表す大切な伝統の一つです。これまでも球場職員の手により制作表示することでこの大切な伝統を引き継いでまいりました。今回、文字のプロフェッショナルであるモリサワ様の技術協力を得て甲子園フォントとして完成し、デジタル表示の世界において甲子園文字が永遠の生命を得たと感じています。

 ▼株式会社モリサワ・森澤彰彦社長 今回、阪神甲子園球場と一緒に共同プロジェクトとして甲子園文字を次の時代につなぐというテーマでフォントの開発を一緒にさせていただきました。甲子園文字の特徴を私どものデザイナー、エンジニアがさまざまな形で分析、検討しユニバーサルデザインとよばれている現代に即した形でのフォントの開発となりました。

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