日本ハム・野村 3安打4打点「自分を客観的に見るトレーニング」効果発揮

[ 2025年2月17日 06:00 ]

練習試合   日本ハム11―4楽天 ( 2025年2月16日    名護 )

6回、逆転2点適時二塁打を放つ野村(撮影・木村 揚輔) 
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 一言で「メンタルトレーニング」と言えば、精神面の鍛錬だと思われる。しかし、開幕4番を告げられている日本ハム・野村は言う。「精神面を強くするのではなく、自分を客観的に見るトレーニング」。昨年1月から知人を通じ、同トレーニングを始めて1年。積み上げてきた効果を発揮したのは、1点を追う6回だった。

 1死満塁の3打席目。藤平のフォークを捉え、一時逆転の2点左越え二塁打を放った。凡退したその前2打席は速球に差し込まれ気味だったが「藤平さんが(クイックをやめて)ゆっくり足を上げたので、タイミングが勝手に早めになった。そこに気付ける敏感さが出てきている」。打者一巡した8回にも、右中間二塁打と左中間三塁打と2本の長打で続いて3安打4打点。課題だった試合の中での修正力が光った。

 昨季は開幕から不振で3度の降格を経験するなど、2軍のままシーズンを終えた。「今まで調子が悪い日は悪いままで終わっていた。悪い中でどう修正できるかが大切」。打てない原因は疲労か技術力不足か、それともイライラしているのか。メンタルトレを続けることで自らを客観視でき、変化に気付けるようになったという。

 昨年11月のファン感謝祭で新庄監督から、サプライズで開幕4番に指名された。指揮官は「“俺がやるんだ!”みたいな、気持ちの打席に見えませんか?」と野村の変化を口にし、「ホームランはいらない。パ・リーグのツーベース王にならなあかん」と指令した。自身も「実力でつかんだ4番ではない。信頼を積んでいかないといけない立場」と表情を引き締める。誰もが待ちわびた主軸の開花はもう間もなくだ。(清藤 駿太)

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