青学大・西川 快幕導く先制打「4番の仕事を」ドラ1候補が4季連続Vへ好発進けん引

[ 2024年9月10日 05:10 ]

東都大学野球・第1週第1日   青学大6-2国学院大 ( 2024年9月9日    神宮 )

<国学院大・青学大>初回、適時打を放つ青学大・西川(撮影・五島 佑一郎)
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 開幕し1回戦3試合が行われ、4季連続優勝を狙う青学大、日大、亜大が先勝した。青学大は今秋ドラフト1位候補・西川史礁外野手(4年)が先制の中前打を放つなど、先発全員の16安打で国学院大に6―2で勝利。亜大は93年秋以来31年ぶりに1部復帰した東農大を3―2で下した。

 西川が初回2死二塁から中前へ先制打。「4番の仕事をしようと甘い変化球を打てた」と今季の初得点をもたらした。

 一度は逆転を許したが、16安打6得点で逆転勝利。春のMVP外野手は有終の美を目指す。

 「去年4冠をあと一歩でできなかったけど、今年は最高の結果で終われるように」。

 昨秋、明治神宮大会決勝で慶大に敗れ達成できなかった春夏リーグ制覇と全日本大学野球選手権優勝、そして神宮大会優勝の4冠への思いは強い。この日は龍谷大平安(京都)の3学年後輩で「2番・遊撃」で初先発した1年・山口が、2回に勝ち越しの左前適時打。「頼りになる後輩」と目を細めた。

 「ドラフト1位になりたいと思って練習してきたけど、試合になったら関係ない。まずはリーグ戦を一戦一戦大事に」。最後の秋の好スタートを切った。(伊藤 幸男)

 ▼国学院大・鳥山泰孝監督 (4失策と)守備の乱れが出た。2回戦はうちらしく守備からリズムをつくっていきたい。

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