オリックスの4連覇が消滅　今季優勝の可能性が完全になくなり中嶋監督就任後は初めてV逸

パ・リーグ   オリックス1―4ロッテ （ 2024年9月10日    京セラD ）

＜オ・ロ＞4回、交代を伝える中嶋監督（撮影・中辻　颯太）
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　オリックスの4連覇の夢が消えた。ロッテに敗れ、ソフトバンクが楽天に勝ったため、今季の優勝の可能性が完全消滅。阪急時代の75～78年以来の偉業はならなかった。

　2回に杉本の特大の左越え10号ソロで先制するも、先発・エスピノーザが4回途中3失点でKO。打線は3回以降、再三の好機を生かせなかった。就任後、初めて優勝を逃した中嶋監督は、わずかに残るCS進出を見据えて前を向いた。

　「完全に（CSが）なくなるまでは、絶対に諦めちゃいけないと思うので」

　絶対的エースだった山本がドジャースに移籍したことに加え、主力の不振、故障が相次いだ。湊通夫球団社長は、中嶋監督への信頼は「それはもちろん、そうです」と変わらないことを明言。来季については「監督ご自身と話は何もしていない。これからです」と話した。