阪神　2年目捕手・中川が“2軍強化指定選手”に　岡田監督が将来の正捕手へ指名

投球練習を終えた岩貞（左）と言葉をかわす中川（阪神宜野座キャンプ2月21日撮影）
Photo By スポニチ

　高卒2年目捕手の阪神・中川が、岡田監督の“2軍強化指定選手”に選ばれた。今後、「2軍で多くかぶらせる。キャッチャーは経験やから」と、優先出場のお墨付きをもらった。

　春季キャンプは2軍スタートながら、2月中旬に1軍に昇格。1軍投手のボールに慣れることが招集の主眼だったため、実戦の機会には恵まれなかったものの、打撃練習ではたびたび柵越えを放った。昨季のウエスタン・リーグ50試合で、打率・295、3本塁打をマークした打撃力の一端を、目の前で披露。指揮官に「使えるかもな。小力がある」と言わしめた。

　キャッチングにも定評がある19歳。将来の正捕手へ、ファームでじっくり育てられる。