早実、延長戦制して初戦突破!“恐怖の9番”野田がV打&4打点

[ 2017年3月24日 15:42 ]

第89回選抜高校野球大会1回戦     早実5―4明徳義塾 ( 2017年3月24日    甲子園 )

<明徳義塾・早実>9回を守り抜き、雄叫びを上げながら延長戦に向かう清宮
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 第89回選抜高校野球大会第5日は24日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合で高校通算79本塁打の清宮幸太郎内野手(3年)を擁する4年ぶり21回目の出場の早実(東京)と2年連続17回目出場の明徳義塾(高知)が対戦。土壇場の9回に同点に追いつき、延長10回に勝ち越した早実が5―4で勝利を収め、2回戦へと駒を進めた。

 早実は9番・野田が4打点を挙げる活躍。3点を追う2回に右前適時打を放って反撃ののろしを上げると、7回には左中間へ適時三塁打。2点差の9回にも三ゴロで打点を記録した。

 野田の三ゴロの間に1点差に迫った早実は、そこから2死一、二塁と好機を広げ、3番・清宮、4番・野村の連続四球で同点に。そして4―4で迎えた延長10回。2死三塁で打席に入った野田が、熱投を続ける明徳義塾・北本から決勝の中前適時打を放った。

 “恐怖の9番”野田は3本の適時打で4打点を挙げる大活躍。早実を15年夏の選手権以来となる甲子園勝利へ導いた。

 明徳義塾は初回に3点を先取して優位に試合を運ぶも、9回にミスが絡んで同点に。先発・北本は162球の熱投を見せたが、延長10回に勝ち越しを許した。

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2017年3月24日のニュース