岸が右肩痛で離脱…最悪なら復帰まで2カ月

[ 2010年7月2日 06:00 ]

 西武の岸孝之投手(25)が右肩痛を訴え、1日に出場選手登録を抹消された。開幕当初から抱えていた症状で、ここ数試合で悪化。6月29日の日本ハム戦(ハードオフ新潟)で今季ワーストの6失点を喫し、翌30日に首脳陣と話し合い離脱が決まった。

 2日から複数の病院で検査を受け始めたが、渡辺監督は「結果が出ないと分からないが、蓄積(疲労)も炎症もあると思う。10日で戻ってほしいけど、そう簡単じゃない」。最悪のケースとして1カ月のノースロー、1軍登板まではさらに1カ月の2カ月間の離脱を想定しており、潮崎投手コーチは「(復帰時期は)8月の終盤か9月になるかも」と見通しを語った。岸に代わる先発には3年目の武隈を起用。中村、石井一に続き、9勝を挙げて首位の原動力になっていた岸の離脱で、チームは厳しい状況に追い込まれることになった。

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2010年7月2日のニュース