落合監督 アライバコンバート不退転の決意

[ 2010年2月2日 06:00 ]

辻・総合コーチ(左)の見守るなか、遊撃の守備練習をする中日・荒木

 中日の落合監督が、二塁・荒木、遊撃・井端のコンバートに不退転の決意で臨む。

 「3月26日(開幕戦)の時点で完成していなければ、昨年のように元に戻すのかといえば、その気はない。できなければ他の選手を使う。それぐらいの覚悟でやる」。昨年は開幕直前に白紙に戻ったプラン。今年で35歳になる井端の負担軽減と、荒木の広い守備範囲を生かすことが狙い。早速、遊撃で約1時間のノックを受けた荒木は「できなければ野球を辞めないと」と覚悟を固めていた。

 ≪伊藤猛アピール≫2日間に分けて行う中日全投手の打撃投手役で、初日は高卒2年目・伊藤が猛アピールした。10投手中最後に登板して田中と前田を相手に57球。MAX140キロを計測し、安打性6本に抑えた。「感覚が良かったし球の切れもあった。この調子で上げていきたい」と先発ローテ入りに意欲を見せると見守った森ヘッドコーチも「上等だ」と及第点を与えた。

続きを表示

2010年2月2日のニュース