松井秀5号ソロ!ヤンキース9連勝!!

[ 2009年5月22日 09:25 ]

オリオールズ戦の5回、右越えに本塁打を放つヤンキース・松井秀

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は21日、ニューヨークでのオリオールズ戦に「5番・指名打者」で出場、5回の第3打席で右翼席へ5号ソロ本塁打を放ち、4打数1安打1打点だった。松井秀の本塁打は14日のブルージェイズ戦以来。1回の第1打席は二ゴロ、3回の第2打席は三振、第4打席は二ゴロで、打率は2割5分2厘。

 ヤンキースは7―4で勝ち、9連勝。

 苦しみながらのアーチは右翼2階席に届いた。14日のブルージェイズ戦以来、21打席ぶりの5号本塁打を放ったヤンキースの松井秀は「直球系の球が真ん中に来た。ほぼ真しんでとらえられた」。チームの2年ぶりの9連勝に貢献した。
 6―1の5回2死。オリオールズの先発イートンに対し、カウント0―3から1ストライク後、ストライクを取りに来た速球を豪快にたたいた。「(狙いは)甘めの直球。その通りの球が来た」と狙い澄ました一発。チームは終盤、オリオールズに反撃を許しただけに、結果的に勝利を呼ぶ貴重な一発となった。
 チームの勢いに乗り切れていなかっただけに大きい。前日までの連勝中は6試合に出場し、打率2割、打点は本塁打による1だけ。この日も2―0の1死二塁で二ゴロ、6―0の3回は空振り三振で、序盤の猛攻に貢献できなかった。
 松井秀も打撃の状態について、「良くない。結果はもちろん大事だが、今はいい状態をつくりあげること」。打線が好調な上に、指名打者のライバルとなるベテラン捕手のポサダ、外野手ネイディの復帰が間近。厳しい状況での一発で波に乗れるだろうか。

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2009年5月22日のニュース