来年巨人入りたい…長野リスク覚悟で残留

[ 2008年12月6日 06:00 ]

巨人への想いを目頭を熱くし語る長野久義

 今秋ドラフトでロッテから2位指名を受けたホンダの長野(ちょうの)久義外野手(24)が5日、チーム残留を正式に表明した。狭山市の同社合宿所でロッテ・山下スカウトと面会し、来年巨人入りを目指すことなどを理由に入団を断った。会見では「ロッテ関係者、ファンの方々に感謝している」としながら「巨人のユニホームを着るのは小さい頃からのあこがれ。社会人でやり残したこともある」と説明。11月の日本選手権終了後、ホンダ・安藤監督の勧めもあって熊本で休養した際、南阿蘇の大自然の中で残留を決断したことも明かした。

 日本ハムに4巡目指名された06年に続く2度目のプロ入り拒否。来年、巨人からの指名があるかは分からないが「リスクは分かった上で決めたことですから」と腹をくくった。初志貫徹した長野が覚悟の社会人3年目を迎える。

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2008年12月6日のニュース