野茂の育ての親、新庄の恩師 勇退表明

[ 2008年7月19日 07:48 ]

日南学園に敗れた後、勇退を表明した延岡学園の浜崎監督

 延岡学園の浜崎満重監督(59)が年内で退任すると表明した。19日、宮崎大会の準決勝で日南学園に敗れた後、学校関係者、選手に伝えた。

 浜崎監督は福岡・八幡工を経て新日鉄堺で遊撃手として活躍。同チームで監督を務めて、日米通算201勝を挙げた野茂英雄氏を育てた。87年から福岡・西日本短大付の監督に就任し、92年夏に全国制覇。同校のOBで日本ハムなどで活躍した新庄剛志氏の恩師でもある。
 延岡学園の監督には04年12月に就任し、06年春の甲子園に導いた。試合後は「この選手たちと最後に甲子園に行きたかった。今後については何も決めてない。野球は大好きだから何らかの形でかかわれば」と話した。また引退が明らかになった野茂氏に対しては「残念だけど仕方ない。よく頑張った」と長年の活躍をねぎらった。

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2008年7月19日のニュース