【陸上】デーデー・ブルーノ 男子100m初V パリ五輪へ「リレーでも個人でも狙って出場できるように」

[ 2024年5月18日 17:15 ]

陸上・東日本実業団選手権第1日 ( 2024年5月18日    埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 )

東日本実業団陸上競技選手権の男子100メートル決勝で快走するデーデー・ブルーノ(中央)=撮影・中村 和也
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 東京五輪400メートルリレー代表のデーデー・ブルーノ(セイコー)が男子100メートル決勝で初優勝を果たした。

 予選から3本を走りきり、決勝では向かい風1・5メートルの中、10・32をマーク。「出力を試合として重ねることを目的としていた。もうちょっとタイムがついてきてくれたら良かった」と振り返った。

 16日に男子100メートルで9秒95の日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)がパリ五輪挑戦を断念する意向を表明。昨年の北海道合宿や、今年のオーストラリア合宿などで共同生活をしてきたブルーノは「目指している先輩。(山縣の)思いを背負って走らないといけない」と覚悟を示した。

 今後は6月の布勢スプリント(鳥取)を目指す。「10秒0台を狙っていけるように、しっかり(練習を)積む。そこから自信を持って日本選手権に入れるようにしたい」と見据えた。パリ五輪に向けては「東京五輪の時はメンバーには入ったが、選手として出場できなかった。リレーでも個人でも、しっかりと狙って出場できるようにしたい」と力強く語った。

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