古江彩佳 パリ五輪まであと100日「意識はある」試金石となる今季メジャー初戦に挑む

[ 2024年4月17日 05:00 ]

プロアマ戦で笑顔を見せる古江彩佳
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 女子ゴルフの今季メジャー初戦となるシェブロン選手権は18日から4日間、米テキサス州ヒューストン近郊のカールトンウッズ・クラブ(6889ヤード、パー72)で開催される。日米通算9勝の古江彩佳(23=富士通)は16日、プロアマ戦に参加して「しっかりとトップ10を狙っていきたい」と、まずは上位争いに照準を合わせた。

 今季は前戦こそ初の予選落ちとなったが、ここまで8戦でトップ15以内が実に5度。ツアーのポイントレースで3位につけるなど、好調を維持している。22年以来2年ぶりのツアー2勝目を狙う23歳は「去年に比べて少しコースを変えたみたいで。8番のパー5のバンカーが長くなっている。うまく合わせていけたら」と冷静に分析した。

 日本時間17日には今夏のパリ五輪まで残り100日となった。古江は現在、原則2枠の代表争いで日本勢2番手の世界ランク22位につける。前回の東京五輪では惜しくも同3番手で代表入りを逃しており、パリ五輪出場への思いは強い。

 メジャーは通常の大会より、世界ランクへの加算ポイントが大きい。「意識はずっとある。ジャンプアップするにはやっぱりメジャーが1番大事なところかなと思うので、しっかり頑張りたい」と言葉に力を込めた。その初戦となる今大会は代表争いに向けても試金石となる。

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