新入幕Vの尊富士は「右足関節捻挫、靱帯損傷」で春巡業を休場 霧島と貴景勝も休場で照ノ富士は参加へ

[ 2024年3月29日 15:08 ]

尊富士

 日本相撲協会は29日、春巡業を初日(31日、三重・伊勢神宮)から休場する幕内力士7人を発表した。

 春場所で110年ぶりの新入幕優勝という歴史的偉業を成し遂げた尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)は、春場所14日目に負った右足首のケガの影響で休場することとなった。診断名は「右足関節捻挫、靱帯損傷」。今年の初場所が新十両だった尊富士にとっては関取として初の巡業を迎えるが、まずは治療を優先することとなる。

 また、春場所を5勝10敗と大きく負け越し、場所前から首に痛みを抱えていたことを明かした大関・霧島(27=陸奥部屋)は「頚部挫傷、両肘挫傷、右上腕三頭筋腱炎」で、カド番脱出後に休場した大関・貴景勝(27=常盤山部屋)は「右大胸筋損傷、頚椎神経根症」で休場すると発表された。他に、明生(28=立浪部屋)、剣翔(32=追手風部屋)、玉鷲(39=片男波部屋)、島津海(27=放駒部屋)も休場となった。

 春場所を途中休場した横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は参加の予定。休場した7日目の朝、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「とりあえず巡業までに、土俵入りだけでもできる状態に」と話していた。

 春巡業は31日から4月28日まで全20日間の日程で行われる。上記の力士たちは途中から合流する可能性もある。

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