小祝さくら首位発進 パターの握り変え「しっくりした」

[ 2024年3月28日 17:57 ]

女子ゴルフツアー ヤマハ・レディース葛城 第1日 ( 2024年3月28日    静岡県 葛城GC=6545ヤード、パー72 )

<ヤマハレディース・初日>5番、ティーショットを放ち笑顔を見せる小祝さくら(撮影・西尾 大助)
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 第1ラウンドが行われ、小祝さくら(25=ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、6アンダーで首位発進した。1打差の2位に穴井詩、竹田麗央、2打差の4位に桜井心那、岩井千怜、河本結らが続いた。前週のアクサ・レディースで優勝した臼井麗香は5オーバーで107位と出遅れた。

 小祝はスタートの10番で残り115ヤードをPWで2メートルに寄せてバーディー発進。実は「バーディースタートは良いイメージがない。なかったものにした」と気を引き締め直すと、前半で4打伸ばした。後半は3番パー5で残り85ヤードの3打目を50度のウエッジで4メートルに寄せてバーディーを奪い、150ヤードの4番パー3でも8Iで4メートルに寄せて連続でスコアを伸ばした。

 「ショットは凄い良いわけじゃない」と言う中で、スコアを支えたのはパット。「先週まで微妙な感じがあって、ちょっと下に左手を動かした」とパターのグリップの持ち方を変えた。17番で6メートルを沈めてパーセーブするなど傾斜のあるグリーンに対応。「フェースコントロールが安定した。変な動きが出なくなった。凄いしっくりした」と効果を口にした。ツアー通算10勝目を目前にしながら、今季ここまで2位が2度。節目の優勝に向けて最高のスタートを切った。

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