ミラノ快勝 石川祐希13得点も反省「満足できる内容ではなかった」

[ 2024年1月15日 16:04 ]

相手コートにボールを押し込む石川祐希(C)legavolley.it
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 バレーボール男子イタリア1部リーグで日本代表・石川祐希(28)が所属するミラノは14日(日本時間15日)、チステルナと対戦し、3―0(25―22、25―17、25―23)でストレート勝ちを収めた。ミラノは14試合を終えて8勝6敗の5位。

 先発で出場した石川はサービスエースを2本決めるなど合計13得点を挙げた。

 試合後は「3―0でしっかり勝つことができて良かった。試合としてはあまり良くなく、特にレセプションなどのミスも多々あったので、満足できる内容では決してなかった。それでも、ストレートで勝てたことは良かった」とコメントした。

 ミラノは第1セット序盤、先行を許しながらカジンスキーらの活躍で追い上げ、終盤は石川が強打、フェイントで得点を重ねて25―22で先取した。

 第2セットも中盤まで拮抗した展開だったが、11―11から4連続得点で抜け出した。石川は8―9からサービスエースを決めて、終盤は強打を立て続けに叩き込んだ。

 第3セットも最後までもつれたが、22―23から3連続得点で勝負強さを発揮してストレート勝ちにつなげた。石川は要所でスパイクを決めた。また、23―23と同点の場面では的確な状況判断から正確なトスで味方の得点をお膳立て。マッチポイントに持ち込む見せ場をつくった。

 18日にはCEV杯準々決勝ザビエルチェ(ポーランド)との第2戦が控える。石川は「しっかりとパフォーマンスを発揮してゴールデンセットに持ち込み勝利し、次に進んで残りの試合も戦いたい。まずは、ザビエルチェ戦にコンディションをベストに持っていく」と前を向いた。

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