【全豪オープン】ダニエル太郎は1回戦敗退 前哨戦準Vからの強行軍に「練習不足、回復不足」

[ 2024年1月15日 18:20 ]

テニス全豪オープン第2日 ( 2024年1月15日    メルボルン・パーク )

ダニエル太郎(AP)
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 男子シングルス1回戦で世界ランキング58位のダニエル太郎(30=エイブル)は、世界35位のクリストファー・ユーバンクス(27=米国)に4―6、2―6、3―6でストレート負けした。1ゲームもブレークできずに、1時間39分で完敗。3年連続の初戦突破を逃し「がっかりしている。凄く疲れているという感覚ではなかったが、すっきりしてエネルギー万々というわけではなかった。力が10%ぐらい足りない感じだった」と肩を落とした。

 前週のASBクラシック(ニュージーランド・オークランド)で準優勝。6日間で5試合を戦い抜き、15日の決勝直後にメルボルンへ移動した。約4時間のフライトで、時差は2時間。ホテル着は日付が替わった16日、午前1時を回っていた。この日の試合は前哨戦の決勝から中1日。「今までにない経験。回復不足、練習不足だった。コートの質が違い、風も舞っていたので、タイミングを合わせづらかった」と振り返った。

 前週の準Vで世界ランキングは自己最高を更新し、日本勢トップ。全仏オープン(5月20日~6月9日、パリ)後の世界ランキングで出場権が決まるパリ五輪切符獲得に優位な位置にいる。「日本人で1位はうれしい。人口が多い国なので。パリ五輪では上を目指したい」。初戦敗退に終わったが、前哨戦準Vからの4大大会出場という貴重な経験は今後の糧になる。

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