大槻智春 自然体で逆転!今季初Vリベンジ 昨年は最終日首位から10位

[ 2023年9月25日 04:22 ]

男子ゴルフツアー パナソニック・オープン最終日 ( 2023年9月24日    兵庫県 小野東洋GC=7113ヤード、パー72 )

<パナソニックOP最終日>優勝トロフィーを掲げる大槻智春(撮影・井垣 忠夫)
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 3位から出た大槻智春(33=真清創設)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、逆転で今季初優勝を手にした。22年ANAオープン以来となるツアー3勝目。昨年は最終日最終組でプレーし10位に終わった大会でリベンジを果たした。米沢蓮(24=ティ・エム・プラテック)が67をマークし、2位に入った。

 大槻は隙がないゴルフで最終日に猛チャージ。「自分に期待していなかったので、それが良い方向にいったのかな」とほほ笑んだ。

 今季ここまでトップ10入りは3度も、なかなか調子が上がらず優勝には手が届かなかった。「優勝争いから、かけ離れていた。優勝するしないは(最終日)始まる前は全く意識していなかった」。自然体でラウンドしたことが奏功。昨年、最終日を首位で迎えながらも10位に終わった雪辱を果たした。

 “カビを生やしたくない”という理由で、自宅の空気清浄機とエアコンの除湿機能は一年中つけっぱなし。優勝副賞としてパナソニック家電製品一式を手に入れ、「うれしい。ちょうど掃除機も買おうかなと思っていた」と喜んだ。

 今季初優勝で賞金ランクは9位に浮上。近い将来、海外ツアー挑戦を視野に入れる33歳は「久しぶりにいいゴルフができた。自信になった」と晴れやかな表情だった。

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