【陸上】サニブラウン国立騒然8位「12~13メートルでふくらはぎがつった」100mパリ五輪内定お預け

[ 2024年5月19日 16:15 ]

陸上 セイコー・ゴールデングランプリ ( 2024年5月19日    東京・国立競技場 )

<セイコーゴールデングランプリ2024>男子100メートル決勝、力走を見せるも優勝とはならなかったサニブラウン(撮影・木村 揚輔)
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 男子100メートル決勝が行われ、昨年の世界選手権6位のサニブラウン・ハキーム(東レ)のパリ五輪代表内定はお預けとなった。予選は2組に登場し、10秒07(追い風1メートル)をマークし決勝に進出していた。

 国立の観衆の視線がサニブラウンに集まる。100m決勝。しかし、スタートから出遅れたサニブラウンは、序盤からスピードに乗ることができず。最後まで伸びることなく、失速しながら最後は流すように8位でゴールした。国立競技場が騒然となる中、タイムは10秒97。レース後サニブラウンは「つりそうな予感はあったけど…いけるかなという感じだった。12~13メートルぐらいでふくらはぎがつった」と明かした。

 優勝は栁田大輝(東洋大)で10秒21だった。サニブラウンだけでなく坂井もレース中にアクシデントに見舞われ12秒34の9着でフィニッシュ。レース後に右内転筋と両ふくらはぎがつった影響だと語った。

 日本陸連の選考基準で、昨年の世界選手権入賞者のサニブラウンはパリ五輪参加標準記録の10秒00をクリアすれば、出場権を獲得する状況で今大会を迎えていた。

 9秒97の自己ベストを持ち、前日の会見で「タイムは予選から標準を切るぐらい出していければ」と話していた。その上で「(9秒台は)気づいたら出ているかな、という感じでやってきている。明日出せたら良いなぐらいで、あまり気負わずにいきたい」と続けていた。

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