女子バレー日本代表が最終調整 古賀「初戦が大切。明日はしっかり声を出して足を動かしたい」

[ 2023年9月15日 21:42 ]

<バレーワールドカップ練習>円陣を組む日本代表の選手たち(撮影・小海途 良幹)
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 16日開幕のパリ五輪予選に臨むバレーボール女子日本代表が15日、試合会場の東京・国立代々木競技場で公式練習を行った。

 冒頭15分間のみ報道陣に公開され、ウオームアップ、パス、レシーブなどの基本練習をこなした後、試合形式で連係を確認した。

 練習後、ミックスゾーンに現れた古賀は「今日は会場の雰囲気、広さ、高さに感覚合わせる上でも、しっかり練習できて良かった」と話した。

 16日午後7時25分開始の初戦の相手は世界ランク29位のペルー。同8位の日本から見れば格下。過去の対戦でも36勝14敗と圧倒しているが主将は「オポジットは左利きで高い打点から打ってくる」と警戒した。

 終盤の2試合で格上のトルコ、ブラジルと対戦するが「後半に強豪と当たるけど、初戦が大切。明日はしっかり声を出して、足を動かして、会場の雰囲気に慣れて、中盤、後半にさらに力を発揮できるようにしたい」と決意を口にした。

 真鍋政義監督は「五輪の出場権を取ることが目標なので初戦が大事。7試合の短期決戦なので初戦で勢いを付けたい」と話した。ペルーに関しても「勢い付けると怖いチーム。立ち上がりに先行したい」と気を引き締め「勝つためにはラッキーガールが絶対必要。誰になるのかこればかりは分からない」と笑顔で話した。
 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る出場権は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与される。

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