小平奈緒 引退会見で羽生結弦さんとコラボの可能性を問われ「私がお邪魔したら汚れてしまいそう」

[ 2022年10月27日 14:54 ]

<小平奈緒引退会見>会見中に笑顔を見せる小平(撮影・久冨木 修)
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 18年平昌五輪金メダリストの小平奈緒(36=相沢病院)が27日、都内のホテルで引退会見を開いた。今後は相沢病院所属のまま、講演やイベントの活動を行う予定。母校の信州大の特任教授に就任し、1年生を対象にしたキャリア形成や健康科学に関連する授業の一部を担当する。

 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成し、プロに転向した羽生結弦さん(27)にも言及。報道陣からスケート界を盛り上げるためにコラボする可能性を問われ「羽生さんとは何度かメッセージのやり取りをしたことあるが、特にこの後どうしようという話はしていない。彼はアイスショーなどで自分の創り出したい空間がきっとあるんだろうなと感じているので、私がそこにお邪魔したら汚れてしまいそう。それは違うかなという感じがする。もし彼のショーを観に行けるチャンスがきたらぜひ観に行きたい。同じ時代を生きたスケートファミリーの仲間として応援していきたい」と語った。

 小平は五輪に4大会連続出場し、初出場した10年バンクーバーの女子団体追い抜きで銀メダルを手にした。18年平昌五輪は500メートルで金、1000メートルで銀を獲得。今年2月の北京五輪は大会1カ月前に右足首を捻挫した影響もあり、500メートルが17位、1000メートルが10位に終わった。4月に現役引退を表明し、現役最後のレースとなった今月22日の全日本距離別選手権の女子500メートルで優勝。8連覇を達成して有終の美を飾った。

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2022年10月27日のニュース