【新体操全日本選手権】17歳の鈴木菜巴は3位発進「今、自分にできる全てを出せた」

[ 2022年10月27日 18:11 ]

<全日本新体操選手権大会>女子個人総合前半、ボールの演技をする鈴木菜(撮影・藤山 由理)
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 新体操の全日本選手権は27日、群馬県高崎市の高崎アリーナで男女個人総合の前半種目が行われ、女子個人総合で鈴木菜巴(17=須磨ノ浦高等学校/アリシエ兵庫)は56・950点で、世界選手権代表組に続き3位につけた。

 喜田純鈴(21=エンジェルRG・カガワ日中/国士舘大)、山田愛乃(19=イオン/国士舘大)に及ばなかったが、ボール、フープともに28点台に乗せ、「今、自分にできる全てを出せた。最初のボールは少し硬くなったけど、2種目目のフープは力が抜けて自分らしさを出せたと思います」と胸を張った。

 鈴木にとっては初めての有観客で開催される全日本。「お客さんがたくさん入ってうれしかったし、(技が)成功した時に拍手が聞こえて挑戦して良かったと思いました」。そして高校生活の集大成となる大会でもある。「あと2種目しっかりまとたい。狙う気持ちがミスにつながることもあるので、一つ一つ(の技)を正しくやることを心がけたい」と表情を引き締めた。

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