ウォリアーズのカリーがたった1人だけの卒業式に出席 殿堂入り式典でダブル歓喜

[ 2022年9月1日 10:10 ]

卒業証書を手にしたステフィン・カリー(AP)
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 6月のNBAファイナルで自身4回目の優勝を果たし、初めてMVPにも選出されたウォリアーズのステフィン・カリー(34)が8月31日、母校デビッドソン大(ノースカロナイナ州)で行われた同大学の殿堂入り式典と永久欠番(30番)セレモニーに出席。この式典では、今年5月に社会学の学士号を取得していたカリーのために卒業式も行われ、カリーは「デビッドソンに来たのは人生最良の判断だった。きょうは私と私の家族にとってはとても驚くべき1日になりました」と卒業証書を手にして飛び切りの笑顔を見せていた。

 デビッドソン大での永久欠番はカリーが初めて。カリーは2006年から3シーズン、同大学でプレーしたが、3年生終了時点となった2009年のNBAドラフトで全体7番目に指名され、大学生活にはいったんピリオドを打っていた。

 そして13年の間隔をおいて学業を再開。リモート授業による講義を聴いて単位を取得して卒業資格を得ていた。しかしファイナルに出場していたために6月の卒業式には出席できず、デビッドソン大側は殿堂入り式典に併せてカリーのためだけの卒業式をセッティングしていた。

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