ハネタク3年ぶりV、カヌーNHK杯 日本選手権に続き貫禄 去就は年内結論

[ 2021年11月15日 05:30 ]

カヌーNHK杯男子カナディアンシングルを制した羽根田
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 カヌーのNHK杯全日本スラローム大会最終日は14日、東京・カヌースラロームセンターで行われ、男子カナディアンシングルは東京五輪代表でリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(34=ミキハウス)が3年ぶり13度目の優勝を飾った。同カヤックシングルは足立和也(31=ヤマネ鉄工建設)が優勝。女子は矢沢亜季(30=昭和飛行機都市開発)がカヤックとカナディアンの2冠を達成した。

 羽根田は2位と0秒28差の接戦を制し、前日に優勝した日本選手権に続いて貫禄を示した。10位だった東京五輪後に休養を挟み、準備不足があった中で「これだけレベルの高い戦いができるとは思っていなかった。今大会で勝負の楽しさを思い出させてもらった」と充実の表情。自身の去就については年内に結論を出す意向で、「自分の行き先をしっかり考えて決めたい」と話した。

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