50歳の杉浦「本当に悔しい」予選5位　日本女子最年長メダルならず　自転車トラック女子

東京パラリンピック第2日　女子3000m個人追い抜き(運動機能障害C1～3)予選 （ 2021年8月25日    伊豆ベロドローム ）

＜トラック女子C1　C3　3000メートルパシュート予選＞予選で疾走する杉浦（撮影・光山　貴大）
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　自転車女子の杉浦は、トラック種目女子3000メートル個人追い抜き（運動機能障がいC1～3）予選で、4分2秒834の5位に終わり、3位決定戦進出を逃した。50歳で日本女子最年長メダルはお預け。自身の日本記録を6秒近く縮める好タイムをマークするも、「本当に悔しい」と肩を落とした。

　5月に左股関節唇の損傷が発覚。一時は歩行すら厳しく、代表辞退も頭をよぎった。それでも、「一生に一度というより、あるかないか」という地元・静岡での夢舞台に出るため痛み止めを打ちながら調整してきた。本命のロード種目でメダル獲得へ「この悔しさをロードでは見てろよって思っている」と闘志を燃やした。