瀬古利彦氏 現役時代「負けたくない」練習で月1300キロも 現在は…「だって、走るの嫌いだもん」

[ 2021年8月23日 14:52 ]

瀬古利彦氏
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 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(65)が23日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)にゲスト出演し、マラソンに対する意外な思いを告白した。

 東京マラソンに3度、出場しているパーソナリティーのフリーアナウンサー垣花正(49)が、3度とも6時間台だったことを聞くと、瀬古リーダーは「それは走ったうちに入らない」とバッサリ。アドバイスを求められると、シンプルに「もっと練習せい!」と言い放ち、笑わせた。

 マラソンが早くなる秘訣については、「野口みずきがよく言ってる。『練習はうそつかない』と。練習量です」と言い切った。さらに「3時間を切るのは大変。4時間を切るのは大丈夫。月200キロから300キロ近く走れば」と、一般人には高そうなハードルを口にした。

 そんな瀬古リーダーに垣花アナは「現役のころって、走るのは好きだったんですか?」と質問。瀬古リーダーは「走るのって好きな人いないよね。苦しいもん」とぶっちゃけた。その上で、「だけど負けたくないから。負けて泣くのは嫌いだから。勝って泣きたいじゃん。そう思うと苦しいのを耐えられる」と、負けず嫌いな性格をのぞかせた。もちろん現役時代は徹底的に走り込んだそうで、「僕は1300キロくらい。月に。42、3キロ。毎日」と驚くべき数字を明かした。

 ところが、垣花アナから「今は1日、何キロくらい走ってるんですか?」と聞かれると、瀬古リーダーは「1カ月で10キロくらい」とまさかの答え。垣花アナに「それ、僕より走ってないじゃないですか?」と突っ込まれると、「だって、走るの嫌いだもん」と開き直っていた。

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2021年8月23日のニュース