橋本聖子会長、パラ学校連携観戦は「何としても実現したい」

[ 2021年8月23日 17:55 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 東京五輪パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長と国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長が23日、24日のパラリンピック開幕を前に都内で会見を行った。10万人台の参加を見込む各自治体の児童生徒が観戦する「学校連携観戦プログラム」について橋本会長は「教育の観点からパラリンピックを見てもらい、多様性と調和の実現を肌で感じることは人の成長にとって重要。何としても学校連携は実現したい」と強調した。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下での強行は批判の声が上がっている。橋本会長は「学校連携は大丈夫かという心配の声が多くなっているのも承知している。各自治体からぜひ学校連携を実現させたい声もあった。自治体と連携して感染症対策に臨んでいる」とし「見たいという子どもたちの心に負担がかからないかが重要。子どもたちが心から楽しんでもらえる空間をつくれるように努力する」と語った。

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