萌寧 まさかの7ボギー大失速、強風にやられショットが「うまくいかなかった感じ」

[ 2021年8月23日 05:30 ]

女子ゴルフツアー CATレディース最終日 ( 2021年8月22日    神奈川県 大箱根CC=6638ヤード、パー72 )

18番、バーディーパットを外しぼう然とする稲見(撮影・村上 大輔)
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 首位スタートの東京五輪銀メダリスト・稲見萌寧(22=都築電気)は77と崩れ、通算5アンダーの2位だった。

 首位で出た稲見は大失速で通算8勝目を逃した。「風が凄く強くて、それでみんな、打てなくて待つこともあって。うまくいかなかった感じです」。突風も吹く悪条件が「絶対距離感を持つ」と評されるショットを乱した。

 第1打を隣の10番の池に打ち込んだ9番から自身初4連続ボギー。上がりホールも勝負にいった最終18番で3パットするなど3連続ボギー。間隔が空いた前の組を追い掛けるため13番以降は走り通し。銀メダルを獲得した東京五輪のプレーオフで見せた勝負強さも影を潜め、本来のリズムでプレーできなかった。

 「風で結構、大変だったのでちょっとスイングを見直したいなって感じです」と稲見。その言葉には悔しさがにじんでいた。

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2021年8月23日のニュース