NHLライトニングが2年連続の水上パレード　タンパ市民はここ10カ月で3度目の歓喜

ボート上でトロフィーを掲げるライトニングのヘドマンと歓声に応えるスタムコス主将（AP）
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　北米アイスホッケーリーグ（NHL）のスタンレー杯決勝でカナディアンズを4勝1敗で下して2年連続3回目の優勝を飾ったライトニングが12日、地元のフロリダ州タンパのヒルズボロー川で昨年9月に続いて“水上パレード”を行った。

　優勝決定から5日後のパレードで、ボートを所有している住民も間近で選手を見ようと参加。「BACK　TO　BOAT（ボートに戻ったぞ）」と記されたTシャツを着たライトニングのスティーブン・スタムコス主将（31）が船上でトロフィーを高々と掲げると、これを沿道で見守っていたタンパ市民から大歓声が沸き起こっていた。

　ライトニングは新型コロナウイルスの感染拡大でシーズンが途中で中断して再開となった昨季に16年ぶりに優勝。しかし最後は無観客で、通常は市内の道路で行うパレードを感染リスクの少ない水上へと移していた。今季の最後で観客は戻ってきたものの、パレードの形式は昨季と同じとなった。

　なおタンパ市民が北米4大プロスポーツの優勝パレードを経験するのは昨年9月のライトニング、さらに今年2月にスーパーボウルを制したバッカニアーズを含めてここ10カ月間で3回目となった。