藤沢・山口組 開幕5連勝逃す、気合入れ直し 北京五輪切符へ日本一必ず

[ 2021年2月27日 05:30 ]

カーリング 全農日本混合ダブルス選手権第4日 ( 2021年2月26日    青森・みちぎんドリームスタジアム )

初黒星を喫した藤沢(C)JCA IDE
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 1次リーグB組の藤沢五月(29=ロコ・ソラーレ)山口剛史(36=SC軽井沢ク)が初黒星を喫した。吉田知那美(29=ロコ・ソラーレ)清水徹郎(33=コンサドーレ)組に7―8で屈し、4勝1敗に。藤沢・山口組に準々決勝進出の可能性は残されており、2年ぶり日本一で22年北京五輪出場へ望みをつなぐ。連覇を狙う松村千秋(28=中部電力)谷田康真(26=コンサドーレ)組は準々決勝に駒を進めた。

 開幕4連勝と好調だった“フジヤマ”が止まった。藤沢のチームメート・吉田と、山口の元チームメート・清水のペアに最終第8エンドに逆転された。藤沢は試合後、夜間練習のために取材に応じず。山口は「前半から苦しい展開で厳しい試合になった」とする一方で、「藤沢とも話したけど、いい負けだった」と前向きにとらえた。

 初黒星を喫したものの、27日の1次リーグ最終戦次第で準々決勝進出の可能性は残されている。混合ダブルスで22年北京五輪に出場するためには、今大会の優勝が絶対条件。「調子はいいので、この調子をさらに上げて、課題を克服できるようにしたい」と山口は気合を入れ直していた。

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2021年2月27日のニュース