東京 ストレート負けで3連覇ならず、「完敗だった」張本出番なし

[ 2021年2月27日 05:30 ]

卓球 Tリーグプレーオフ・ファイナル第1日   東京0―3琉球 ( 2021年2月26日    東京・アリーナ立川立飛 )

<東京・琉球>第2試合に出場した大島(22)を、ベンチから鼓舞する東京・水谷(左)と張本
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 決勝が行われ、レギュラーシーズン1位の東京は同2位の琉球に0―3のストレート負けを喫し、3連覇を逃した。東京は0―2と後がなくなった第3試合で今年の全日本覇者の及川瑞基(23)が吉村真晴(27)に2―3で敗戦。東京五輪代表でリーグ最多勝の張本智和(17)が4番手として準備していたが、出場することなくシーズンを終えた。琉球は初優勝となった。

 東京は確実に1勝が計算できる絶対的エースを生かすことができなかった。4番手で出場を待っていた張本は目の前で終戦を見届けると「完敗だった」と潔く負けを認めた。東京五輪代表の水谷隼(31)が首の痛みで欠場。延長戦も見据えて張本を配置したが、その采配が裏目に出た。張本は「途中で1勝でもしていれば自分が(2勝して)優勝まで持っていけたと思う」と悔しさもにじませた。

 敗戦をいつまでも引きずってはいられない。一夜明けた27日には、カタールで行われる国際大会出場のため出国する。久しぶりの国際大会を前に「優勝できるように頑張りたい」と切り替えた。

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2021年2月27日のニュース