連覇狙うJT、接戦制しPO決勝進出 ハプニングも主将・小幡真子「自分たちの方が冷静だった」

[ 2021年2月20日 23:37 ]

Vリーグ女子1部プレーオフ準決勝 ( 2021年2月20日    東京・大田区総合体育館 )

<JT―NEC>第5セット、スパイクを決めるJTのドルーズ
Photo By 共同

 レギュラーシーズン2位のJTはフルセットの末に3ー2で同3位のNECを下して決勝進出。死闘を制し、昨季女王としての意地を見せつけた。

 序盤は2セットを連取して勢いに乗るも第3、第4セットを続けて奪われる展開。さらに、最終第5セットでは相手のサーブミスがノーカウントとなり、一時中断するハプニング。それでも主将の小幡真子(28)に動揺はなかった。「今年はコロナによっていろいろなことに対応しなければならないシーズンだった。(ノーカウントになって)嫌な空気がJT側に流れたと思うけど、監督やコーチたちより自分たちの方が冷静だった」。動じることなく切り替えて、このセットを奪取し勝利を飾った。

 あす21日の決勝では、レギュラーシーズン21戦無敗の1位・東レと激突する。主将はチームの連覇を目指し「勝つポイントは自分たちの中にある。相手がどうこう、よりも自分たちのやるべきことをやっていたら負けない。勇気、自信を持つことが勝ちにつながる」と力を込めた。

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2021年2月20日のニュース