元スコットランド代表レイドローに聞く 「プレーできることを心待ちにしていた」TLデビューに満足感

[ 2021年2月20日 17:57 ]

ラグビートップリーグ第1節   NTTコム41―13ホンダ ( 2021年2月20日    夢の島競技場 )

<ラグビートップリーグ NTTコム・ホンダ>後半22分、コンバージョンキックを前に風向きを確かめるNTTコム・レイドロー(右)(撮影・西海健太郎)
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 NTTコムの元スコットランド代表主将SHグレイグ・レイドロー(35)が逆転トライを含む12得点の活躍で、チームを開幕戦白星に導いた。19年W杯日本大会で日本代表との激闘は記憶に新しい世界的名手がトップリーグでの第一歩を記した。NTTコムを通じて発表したレイドローのコメントは以下の通り。

 ――開幕戦を白星で飾った感想は。
 「とても良いスタートが切れたと思っています。ホンダはもちろん強いチームでしたし、とてもハードなゲームだったと思います。しかし選手たちは80分全力でプレーし続けました。またイエローカードが出された10分間は特に厳しい状況でしたが耐え続け、今日の勝利はそれに値するのだと思います」

 ――トライを含む自身12得点についての評価は。
 「良いプレーができたと思いますし、ゲームの展開に対応できたと思います。今日のチームの勝利に貢献できたことをうれしく思います」

 ――チームへの溶け込み具合、貢献度についてはどうか。
 「チームの雰囲気はとてもよく、楽しんでいます。自分の経験を若手選手へ共有し、ゲームをコントロールするリーダーとしてもチームをサポートしていこうと思います」

 ――日本のチームでの初めての試合について感想は。
 「NTTコミュニケーションズシャイニングアークスでプレーできることを光栄に思います。チームと契約してから公式戦でプレーするまでの時間は長く、トップリーグでプレーできることを心待ちにしていました。やっと今日トップリーグ開幕を迎え、プレーできたことを光栄に思います」

 ――今日の試合前にどんなことを考え、試合を迎えたか。
 「どの試合でも同じなのですが、しっかりと準備ができていて、エナジーを発揮しプレーすることを考えていました」

 ――コロナで開幕が延期になったが、今日開幕を迎えることができてどういった心境か。
 「コロナ禍にあって、このような厳しい状況に置かれているのはどのチームも同じだと思います。そういった状況下でどれだけ適応できるかが大切だと思います。そういった面では、チームはうまくこの状況に適応して良いエナジーを持って今日の試合に挑むことができたので、価値に値するパフォーマンスをしっかり出せたと思います」

 ――今日の試合で満足した点と課題。
 「良い点はたくさんあります。特にディフェンスで相手を13点に抑えられたことは良い結果だと思います。これからもディフェンスを継続して練習していきたいと思います。アタックでもディフェンスでも両方、良いパフォーマンスを出して、次につなげたいと思います。そして規律もしっかり守っていきたいと思います」

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2021年2月20日のニュース