東京パラ開幕まで200日　競泳エースの木村敬一が金メダル誓う

東京パラ五輪開幕までの日数を示すカウントダウン掲示板（撮影・沢田　明徳）
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　東京パラリンピック開幕まで200日を迎えた5日、パラ・アスリートのドキュメンタリーシリーズ「WHO　I　AM」を放送するWOWOWのオンライン・フォーラムが行われ、代表に内定している競泳男子のエース木村敬一（30＝東京ガス）が参加した。

　木村はオーストラリアやブラジルの有力選手らと競技の魅力をアピール。一方で新型コロナウイルス感染拡大で競技の開催に影響が出ている状況には「アスリートの価値はなんだろう？試合がない中で選手は何のために存在しているんだろう？」と感じることもあったという。その中で「応援してくださる方が“早く再開すればいいね”“早く試合が見たい”と言ってくれれれば“選手をやっていていいんだ”と自分で自分を肯定できる」とファンの後押しに期待した。

　また、フォーラム後の取材ではパラ開催への悲観論もある現状に関し「僕たち選手が開催を信じなければ、それ以上に信じる人はいない」と強調。「選手として出場できるのは何よりの喜び。自分の国で行われるのは凄く誇り高いこと。金メダルを取って最高の結果を残して花を添えたい」と意気込みを語った。