メジャー2冠ならず4位、渋野に聞く「悔しい。受け止めるしかない」最後にバーディー「良い締めはできた」

[ 2020年12月15日 06:01 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン 最終日 ( 2020年12月14日    テキサス州ヒューストン・チャンピオンズGCサイプレイスクリークC=6399ヤード、パー71 )

全米女子オープン最終日の最終ホールでバーディーを取り、笑顔を見せる渋野(AP)
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 悪天候のため前日から順延されていた全米女子オープンの最終ラウンドは、14日(日本時間同日深夜)に再開。1打差の単独首位で残り18ホールを迎えた渋野日向子(22=サントリー)は2バーディー、5ボギーの74で回り通算1アンダーで4位に終わった。

 【渋野に聞く】

 ――今の気持ち
 「う~ん、悔しいです。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力なんだなと。受け止めるしかないなと。先のことばっか考えず、目の前のことに集中してやるべきことをやろうと思っていたけど、なかなかうまくいかなかったです」

 ――1日を振り返って。
 「自分らしいゴルフがなかなかできなくて。なかなか寒さで体も動かなくて、ショットもグリーンに乗らない。耐えられるところは耐えまくってって感じだったけど、そういうゴルフでは通用しないんだなとすごく思いました」

 ――2番は
 「あそこは選択ミスというか。そこはすごく悔いが残るんですけど、最低限ボギーで収めることがでのでそこは良かったかなと」

 ――13番はバーディー決めました。
 「あそこは本当に、ここ決めないと流れが変わらないなと思ったので、取るしかないところで取れてすごく良かった」

 ――追いかける終盤。16番も完ぺきなショットだった。あのときの心境は
 「16番が一番悔いが残るかなと思います。いいところに(パットを)打ったけど、思ったより切れなかった。読みの問題かな」

 ――18番はバーディー締め。持ってますね。
 「持ってたら優勝していると思うけど(笑い)。最後良い締めはできたと思うので、だからこそ悔いはないかなと」

 ――アメリカツアーで戦いたい思いは
 「この悔しい気持ちはアメリカツアーでないと晴らせない。絶対ここで、また戦いたいと思います」

 ――大会で得られたものは
 「今年1年を考えると、よく頑張ったかなって思うんですけど。(言葉詰まらせる)この2日のゴルフが良すぎたというか、自分でもなんでこんなに入るんだろう乗るんだろうって感じだったので。3、4日目のゴルフが自分なのかなと痛感しています」

 ――ファンの皆様へ
 「長い1週間、本当にありがとうございました。最終的には優勝できなかったですけど、悔いはないので。来年、再来年、もっと強くなって、そういう姿を皆さんの前で見せられるように練習に励みますので、これからも応援よろしくお願いします」

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