中村匠吾 来年の「びわ湖毎日」出場の意向「勝って五輪に勢いを付けたい」

[ 2020年12月15日 12:09 ]

オンラインで取材に応じた中村

 東京五輪男子マラソン代表の中村匠吾(28=富士通)が15日、オンラインで取材に応じ、来年2月28日のびわ湖毎日マラソンに出場する意向を表明した。中村は「びわ湖で勝って五輪に勢いを付けたい。優勝争いできれば最低限自己ベストは更新できると思う」と話した。

 中村にとっては東京五輪代表を勝ち取った昨年9月のMGC以来のフルマラソン。「MGCから1年半と間があるので、マラソン感覚を取り戻したい」と出場の狙いを語った。 初マラソンとして出場した18年びわ湖毎日マラソンでMGC出場権を獲得するなど、中村の競技人生にとってもターニングポイントになった大会だけに「マラソンの初心に戻って五輪イヤーに臨みたい。今後は日本人トップではなく優勝したい」と意気込んでいた。

 また、来年5月に札幌で予定されている五輪テスト大会についても「(コースを)試走することは少ないので前向きに検討したい」と意欲を示した。

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