稲見萌寧 涙の今季初勝利、1年ぶりのプロ2勝目 3人プレーオフ制した

[ 2020年10月11日 15:07 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース最終日 ( 2020年10月11日    静岡 東名CC=6572ヤード、パー72 )

優勝トロフィーを手にポーズを決める稲見萌寧
Photo By 代表撮影

 最終ラウンドが11日に行われ、稲見萌寧(21=都築電気)が通算5アンダーで並んだ浅井咲希(22=小杉CC)、ペ・ソンウ(26=韓国)との3人によるプレーオフを1ホール目で制し、今季初勝利となるプロ2勝目を挙げた。

 最終18番で行われたプレーオフ1ホール目。稲見は決めれば優勝となる3メートルのバーディーパットを沈め、ガッツポーズを繰り返した。昨年7月のセンチュリー21レディース以来となる、約1年ぶりの優勝。実感がこみ上げてきたのか、グリーンを降りると涙を拭った。

 大会は第2日が台風14号の影響によるコースコンディション不良のため中止。第1ラウンドの成績で5オーバーの60位タイまでの71人が11日の決勝ラウンドに進み、36ホールに短縮されて開催された。規定により加算される賞金は75%となり、優勝賞金は1350万円となった。

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2020年10月11日のニュース