ブレイディーが新天地2戦目で初勝利 王者チーフスは延長を制して通算11連勝

[ 2020年9月21日 09:00 ]

バッカニアーズで初勝利を挙げたQBブレイディー(AP)
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 NFLは20日に各地で第2週の14試合を行い、ペイトリオッツでスーパーボウルを6回制し、昨オフにバッカニアーズに移籍したトム・ブレイディー(43)がフロリダ州タンパでのホーム開幕戦に登場。パンサーズに対してのパス成績は35回中23回の成功(インターセプト1回)で217ヤード、1TDと数字は伸びなかったが、31―17(前半21―0)で勝利を収めて、NFL21季目でまだ経験していない自身の開幕からの連敗は阻止した。

 1勝1敗となったバッカニアーズでは、昨季ジャガーズでリーグ7位の1152ヤードを走破したRBレナード・フォーネット(25)が12回のキャリーで103ヤード、2TDと活躍。敗れたパンサーズは2戦2敗となった。

 昨季のスーパーボウルを制したチーフスは敵地ロサンゼルスでのチャージャーズ戦で延長の末に23―20(前半6―14)で競り勝って2戦2勝。昨季終盤とプレーオフを含めて通算11連勝を飾った。スーパーボウルでMVPとなったQBパトリック・マホームズ(25)はパスで302ヤード(2TD)、ランでチームトップの54ヤードをマーク。延長の残り2分にはハリソン・バトカー(25)が58ヤードのロングFGを成功させて勝利を収めた。

 ドラフト全体6番目に指名した新人QBジャスティン・ハーバート(22)を起用しているチャージャーズは、第3Q中盤にあった11点のリードを守り切れずに連勝を逃した形。ハーバートは311ヤードと1TDをパスで記録したが、延長で“ウイニング・ドライブ”を完成させることはできなかった。

 昨季のスーパーボウルでチーフスに敗れた49ersは、敵地イーストラザフォード(ニュージャージー州)でのジェッツ戦を31―13(前半21―3)で制して1勝1敗。ただしパスで2TDを挙げたQBジミー・ガロッポロ(28)は足首、ランで1TDを稼いだRBラヒーム・モスタート(28)は膝を痛めてともに後半はプレーすることができなかった。

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