寺西、首位譲らず初優勝!唯一アンダーパー「メジャーのタイトル獲りたかった」

[ 2020年9月21日 05:30 ]

優勝カップを手に喜ぶ寺西(日本ゴルフ協会提供)
Photo By 共同

 ゴルフの日本シニアオープン選手権は20日、兵庫県の鳴尾GC(6601ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、初日から首位の寺西明(54=安原HD)が69で回って通算5アンダー、275で大会初優勝、賞金1200万円を獲得した。寺西はシニアツアー通算4勝目。5打差の2位は岡茂洋雄(51=鷹の巣GC)。連覇を狙った谷口徹(52=フリー)は15位に終わった。

 寺西が初日から首位を譲ることなく、ただ一人アンダーパーのスコアで優勝した。「素直にうれしい。プロになった以上、一度でもメジャーのタイトルを獲りたかった」と喜びを口にした。30歳の時に仕事のつきあいでゴルフを始め、関西アマチュア選手権などで優勝。15年にシニアツアー出場を目指し、49歳でプロテストを受けて合格した異色の経歴を持つ。ツアーでは17年から毎年1勝ずつ挙げた。アマ時代から「何万回、回ったか」という鳴尾のコースで「地の利」を得てシニア日本一になった。

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2020年9月21日のニュース